四畳半

昨日納めた現場、四畳半なんですが、実は敷き方に気を付けなければならないんです。

 

畳を真んにする敷き方→「中半」(なかはん)と言うんですが、二通りあります。

四畳半

畳が右回りか左回りに敷くのかの違いです。昨日の現場は右図の敷き方でした。

 

で、左図の敷き方が「切腹の間」と呼ばれ、とても縁起がわるい敷き方になります。

何やら武士が切腹をする際の畳の敷き方なようです。ちょっと気味悪いですね…

 

ただ、四畳半が縁起の悪い敷き方ってわけではないですよ!

例えば茶室の四畳半というのは、様々に生み出された茶事空間の中でも代表格とされています。

茶道では、茶室四畳半を真の座敷と呼ぶそうです(間違ってたらゴメンナサイ^^;)

 

畳屋がちょっと気を付ければいいだけのことですので^^

 

この記事を書いた人

黒石市の2代目畳店店主

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