稲ワラ本畳床

久しぶりに「本畳床」での製作をしました!

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本畳床とは稲ワラで作られた畳床のことですね。今現在の畳は建材ボードで作られておりますが、30年前まではこの稲ワラの畳床しかありませんでした。

今回、お寺の本堂に納める畳ということで、特級品にしてもらいました。

寸法も三寸間用(昔の寸法規格・現在の規格より大きい)でしたので、重量が40kg近くになり、さすがに重かったです^^;

本畳床の特徴としましては、

  1. 弾力性…40cmにも重ねた稲ワラを5cmまで圧縮し縫い止めてあります。その復元力が、独特の弾力を出します。そのため長時間正座をしても足が痛くなりにくいですね。お茶室には最適です!
  2. 耐久性…とにかく丈夫なので、普通に使っていれば30年以上は十分にもちます。今回納品させていただいたお寺さんに敷かれていた畳も60年以上前の畳でした。

他にも燃えにくい性質であったり、遮音性が優れているなど実はイイ面がいっぱいある部材になるワケですが、現在作ってる業者さんが殆どいません。実は当店でも昔は作っていましたが、コストの面などでやめてしまいました。

ですので本畳床というのは今となっては最高級品畳みたいな扱いになってしまいましたね。