最近忙しくてなかなか更新が出来ませんでした。
少し前なんですが、平川市の新築現場に琉球畳を納めてきました。
今回使用した畳おもては天然イ草の「目積表」です。琉球畳用の畳おもてですね。
隣り合う畳の敷く方向を変えることにより、色が違って見え、全体的には市松模様に見えます。今回6枚なので少しわかりづらいかもしれませんが、隣り合う畳の色が違って見えてます。
他の現場画像だとわかりやすいです↓
さて、この琉球畳の市松模様に見えるワケなんですが、畳おもてというのは縦方向からと横方向から見るのでは色が違って見えるんです。その性質を利用してでの市松模様なんですね。
よく我々は光線の関係で違って見えると説明しますが、ピンとこないですよね!個人的な解釈では、イ草1本1本の影が出来ることによって縦方向から見た場合は横方向よりも黒っぽく見えるのかなと。
う~む、またまたワケ解らないことを言ってしまいましたね。
ということで、ちょっとわかりやすいように動画を今回作ってみました!初めて作った動画なので見づらい点はあるかと思いますがご了承願います。
動画ではまず4枚の琉球畳をすべて同じ方向に敷いています。この状態では全部同じ色に見えます。そして2枚だけ90度回転させる、すなわち隣り合う畳の敷く方向を変えてみると…
見てみてください↓
同じ畳おもてなのに、方向が違うだけでここまで色が違って見えるんですね。ホント不思議ですよね~